わくわくキッチンの連載がなんと200回を迎えました♪ 16年余りの歳月、好き放題に書き散らかすことができたのは、読んでくださる皆様のおかげ！そして毎度締め切りギリギリに入稿した駄文を丁寧に読み込んで、間違いの訂正や足りない部分の補足、読み易くなるように細かな部分をさりげなくブラッシュアップしてくださる編集部の方々のおかげなのです。いつも本当にありがとうございます‼
そんな恩人である編集チーム「わーい」の皆さんよりメッセージをいただきました。
200回おめでとうございます!! 毎回、美味しい知恵や気づきが満載のクスッと笑えるエッセンスを振りかけたうのまきこ節にしびれています。いつも新鮮な話題が登場しますが、ネタはどうやって見つけているのでしょう？
身に余る光栄なお言葉に感謝です。初回から「何でも好きなことを書いてね」と放し飼い状態なので、普段の生活の中で感じたことを次の題材用にメモして、頭の中でパン生地のように捏ねくり回し、発酵しそうな気配が出てきたテーマを「よし、これでいこう！」と書き始めます。が、正直なところネタが決まるまで毎月ジタバタのたうち回っています。何か良い話題があれば是非教えてください‼
ご両親のことを書いておられた「おいしさとは？の沼（2022年12月）」が印象に残っています。以前は娘さんのお話もでてきていましたね。200回も続くといろんなことがあり胸がキュンとなりながら伴走している気分です。
そんな風に思いながら読んでいただいていることに感激で泣きそうになりました。娘が中学生の時にスタートした連載なので、年月を経て家族の暮らしの形も、直面する課題も大きく変化したし、自分自身の興味の対象や問題意識も変わってきたように感じます。家族ネタはまだまだ出てくると思いますが、これからも我が家のドタバタに伴走してもらえたらとっても嬉しく心強いです♡
「こんなオタクなコラム、誰も読まへんのちゃう？」とか「ええ加減みんな飽き飽きしてるはず。そろそろ新しい書き手に交代の時期やわ」とか、実はこれまで何度もリタイアを考えたことがありました。ネタ決めに行き詰った時は特にネガティブ思考になっちゃうしね。でも今、書き続けられる幸せをしみじみと噛みしめて、欲が出て来た～。222回を目指して、明日からまたのたうち回ります！
これからも、人生を楽しむ達人＆食いしん坊のうのまきこさんのわくわくキッチンを、ずーっと読み続けたいと熱望しています‼
うのまきこ| UNO Makiko 料理研究家。食品メーカーで新製品開発等に従事したのち、料理研究家・古川年巳氏に師事。わかりやすいレシピと、野菜をたっぷり使ったヘルシーで簡単な料理に定評がある。アトピーっ子のための簡単な除去食メニューも得意。コープ自然派奈良元理事長。
Table Vol.510(2025年2月)
