うちの炊飯器に「おかゆモード」があるのは知ってました。タイマーでごはんを炊く機能も、もちろん利用してました。なのにタイマーでお粥が炊けるとは思っていなかったのです。気が付いたのは1月6日、七草粥の前日のこと。例年7日の朝は早起きして土鍋で米からお粥を炊きますが、今年はどういう訳かヤル気が出ず。冷凍ストックごはんをチンしてパパっと炊こう…と前夜に冷凍庫を探すも炊き込みごはんしか見つからず。あーぁ炊飯器のタイマーで水多めにごはん炊いてお湯でのばそか…などと横着な妄想をしている時に閃いた!んで取扱説明書読んだ!おかゆモードのタイマー炊き…普通に可能やん(笑)。

 という訳で、対前年比30分長く温かい布団でグズグズできるのに望み通りの時間に炊き上がる熱々のおかゆ最高♡と気づいた私は朝粥にはまってます。サラサラの五分粥が好みのダンナのリクエストで、水多め、お米は少な目、塩はなし。白粥の供は自家製梅干しや漬物、出汁をとったあとの昆布とかつお節の薄味佃煮が定番で、常備菜のあれこれを添えたり。時間があればだし代わりに豆乳を加えて卵を焼いたり。質素極まりない食卓ですが、おなかも体もポッカポカに温まり、胃腸の具合が良いのです。お弁当作り必須の子育て世代の方は、炊飯器はお弁当用のごはん炊くのに活躍中で朝粥の出番はないかもですが、歳を重ねて何かと不調を抱えがちな私たちアラカン世代には本当におススメ。1日のスタートがいい感じ。

 白粥に飽きたら、梅干しを一緒に煮込んだ梅粥や、煎り豆(今なら節分の残りがあるよね!)を加えた豆粥、水の代わりにほうじ茶使った茶粥仕立て。休日の朝は、ちとゼイタクに干し貝柱をポイポイ加え生姜の薄切りも一緒に仕込めば中華粥。臭くてよければニラのみじん切りを酢じょうゆ+擂りごま+ラー油で和えてトッピングにいかがでしょ?

 と、ここまで熱くおかゆについて語りましたが、今回もうひとつの気づきは「取扱説明書は読もう!」という件。甘酒やチーズケーキを作り、低温調理にも使い、自分では炊飯器充分活用できてる~と自負してましたが、取説ちゃんと読むとお宝レシピがいっぱい。フォカッチャまで焼けるってさ♪同じファイルに保管している他の調理器具や家電類の冊子も引っぱり出すと、チャレンジしたくなる使い方がわんさか載ってて楽し~い。取説読まない派のみなさん、今年は一緒に目を通してみませんか!?

料理研究家 うの まきこ
日本の伝統食を考える会会員。食品メーカーでアイスクリームなどの新製品開発等に従事したのち、料理研究家古川年巳氏に師事。わかりやすいレシピと、野菜をたっぷり使ったヘルシーで簡単な料理に定評がある。アトピーっ子のための簡単な除去食メニューも得意。コープ自然派奈良元理事長。

Table Vol.432(2021年2月)より
一部修正・加筆

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