アンバサダー2日目、一行は三重県漁業協同組合連合会・濵口さんの案内で漁港と加工工場を見学しました。

尾鷲港と大台ヶ原山を背に記念撮影しました。

 三重県漁業協同組合連合会は三重県の漁業者や漁業協同組合とともに生産・流通・販売に取り組んでいます。三重県の魚貝類の出荷・流通・販売および、水産加工品の製造販売、漁業者への漁具・燃料の安定供給、漁業者の安定経営と漁村の活性化を目ざして漁協の経営指導などを行っています。

三重県漁業協同組合連合会・鮮冷加工部加工営業課・濵口さん。天然魚を加工した「あじフィーレ」「フライパンでぶり竜田揚げ」「フライパンで白身魚フライ」などが商品案内ポスティやCaoCaoで人気です。

 早朝、ホテルを出発した一行は尾鷲港で養殖マダイの活け締め作業を見学。尾鷲港は東紀州地域の中心に位置するリアス式海岸の良港です。天然魚の漁獲は、朝3時に出港し、沖に張った定置網から船の生け簀の海水氷で「野締め」され、6時~7時に寄港し水揚げとせりが行われ、全国の各市場に翌朝までに到着します。

尾鷲港で養殖マダイの活け締め作業について説明する三重県漁業協同組合連合会・牟婁事業所所長・濵畑さん。
養殖マダイは港沿いに設けられた生け簀からクレーンで引き上げられ、その場で活け締めされます。
活き締め作業は鮮度を保つため、刃が短い専用の包丁で手早く行われ、氷の張った水槽へ放り込まれていきます。

 天然魚の水揚量が年々減少していることから、三重県漁業協同組合連合会では「伊勢まぐろ」「伊勢まだい」「伊勢ぶり」の養殖にも力をいれています。エサに三重県特産の柑橘類、海藻、茶葉を使用することで、生臭さが減り、魚味の特徴を最大限に引き出しているということです。

 三重漁連紀伊長島水産流通センターでは、「さわら竜田揚げ」の加工ラインを見学しました(CaoCao掲載の「さんまの竜田揚げ」は同様の工程でつくられます)。魚は機械で3枚におろされていますが、頭を落とし、ヒレや内臓等を取り除く作業や、小さい魚のカットは手作業とのこと。調味液に国産のしょうが醬油、揚げ衣に北海道産片栗粉を使用しています。

三重漁連紀伊長島水産流通センター加工場内の様子。加工品は魚の廃棄部分が多いため、これらの利用が今後の課題です。
フライパンでさんま竜田揚げ(調理例)

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Table Vol.478(2022年12月)より
一部修正・加筆