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生産者訪問・商品学習会

総代交流会inコープ自然派京都

生協では組合員から代表(総代)を選出しています。会員生協では、さまざまな形で総代交流会を開催。今号では、コープ自然派京都の総代交流会の様子を紹介します。

前列左から坂本理事長、今田常任理事、杉原理事、後列左から近藤常任理事、出口センター長。

事業・組合員活動は順調

 2018年11月7日(水)、宇治・城陽エリア総代交流会では、コープ有機・土生農産担当と阿波農産・浜田孝俊さんをゲストに迎え、コープ自然派の野菜について学びました。

コープ自然派京都の2018年度上半期の事業活動について柴垣専務理事が報告。

 まず、コープ自然派京都・柴垣専務理事が2018年度の事業活動について報告。2018年度上半期は、供給高7億9520万円(前年比111.9%)、組合員数1万667世帯(前年比109.6%)と順調に伸長、供給高は設立以来2桁成長を維持しています。1人当たり利用高は6,377円で全国の生協のなかでトップ、その要因について「コープ自然派のことをよくご理解いただいた結果ではないでしょうか」と柴垣専務理事は話します。組合員拡大は紹介活動が主流で、プチパーティでの加入のほかHPでの加入が大きく増加しています。

坂本理事長が組合員活動について報告。今年度もさまざまな組合員活動が行われ、多数の組合員が参加しました。

 つづいて坂本理事長からは組合員活動について報告。コープ自然派京都では、「暮らしとつながり」「食と環境」「未来と平和」の3つの活動ビジョンのもと、商品委員会、エリア活動、チーム活動などが行われています。他団体との連携にも積極的で大きな集会やデモにも参加、福島の子どもたちの幼稚園留学に取り組むミンナソラノシタの応援も前年度に引き続き行いました。

楽しい各地の生産者紹介

 その後、コーヒー&紅茶と「宗さんのあま〜い無農薬みかん」「あん入り豆大福もち」(幸崎けやき堂)をいただきながら、土生農産担当のお話を聴きました。コープ有機は2016年7月、米・青果部門を担当する株式会社として設立、土生さんは農産商務として各地の生産地を訪ねています。

 長野県佐久市の生産者、長野県佐久穂町の生産者、愛媛県内子町には2年前から有機農業に取り組む生産者もいます。そして、小松島市にあるとくしま有機農業サポートセンターについても紹介、土生さんは同センターの8期生だということです。その他、熊本の生産者、長崎県雲仙市の生産者などをさまざまなエピソードを交えながら紹介し、参加者は「畑の様子がよくわかりました」「それぞれ工夫しながら栽培されているんですね」「ぜひ産地を訪ねたいです」などと興味津々でした。

生態系を守る取り組み

「ツルをよぶお米」取り組み当初からの浜田さんのお話は説得力があります。

 浜田さんは「ツルをよぶお米」の生産者。2008年、徳島県小松島市で地域の生態系を豊かにしてナベツルの飛来地づくりを目ざした「ツルをよぶお米」の取り組みが始まりました。浜田さんは「ツルをよぶお米」収穫までの過程をたどります。稲刈りが終わると翌年の米づくりがスタート。稲わらに発酵鶏ふんやミネラル分などをすき込み、生きものを育むための土づくりが始まります(秋処理)。

 3月には良い種もみを選別して60℃のお湯で消毒、みみずの力を借りた栄養豊富な土を張った苗箱に種もみを入れて苗づくり。4〜5月、秋処理で栄養たっぷりの田んぼに苗を植えます。田植えの前には田んぼの代かきをし、田植えと同時に米ぬかを散布してイトミミズを増やします。5〜8月前半、稲を育てます。カメムシ退治はカエルやクモにお任せ。栄養たっぷりの土で育った稲は節間が短く太くて丈夫、倒れにくくてたくさんのお米が収穫できます。有機堆肥を使った農法では慣行栽培より収量が落ちがちですが、「ツルをよぶお米」の田んぼは同等、それ以上の収量があり、おいしいと評判です。また、組合員と生産者で毎年「田んぼの生きもの調査」を実施、8月後半から9月に収穫します。そして、お米をつくらない冬の間も田んぼに水を張る「冬水たんぼ」で生きものたちが棲息、田んぼや周辺の生態系が豊かになっています。

 米づくりは病害や害虫、除草とのたたかいで、慣行栽培では1作当たり16〜20 回もの農薬を使用しますが、「ツルをよぶお米」の田んぼでは、トロトロ層による抑草で除草剤不使用、食物連鎖により殺虫剤不使用、みみずふん土による殺菌で消毒剤不使用など生きものの力で解決しています。

豆腐の食べ比べを楽しむ

豆腐の食べ比べ

 2018年10月24日(水)、長岡京エリアでは出口センター長の事業報告、坂本理事長の組合員活動の報告に続いて豆腐の食べ比べを行いました。コープ自然派には絹ごしや木綿だけでなく、原材料にこだわった豆腐が揃っています。そこで、いろいろ食べ比べてみようということになりました。

 通常、豆腐は木綿、絹ごし、焼き豆腐で使い分けますが、最近は寄せ豆腐や湯葉豆腐、絹ごしでも日持ちがする充填豆腐や丸ごと大豆の全粒豆腐もあります。コープ自然派では「国産丸大豆」「有機丸大豆」「国産・遺伝子組み換えでない」などと表示してますが、市販品の多くは遺伝子組み換えやポストハーベストの問題があります。また、凝固剤、乳化剤、消泡剤などの添加物も心配です。

 絹ごし豆腐の中で、とよまさりを使用した製品は際立って大豆の香りがあり、初めて口にする参加者から驚きの声が上がりました。「同じ絹ごしでも大豆の香りを好む大人と、豆臭さがないものを好む子どもで使い分けられそう」との感想もありました。また、鍋料理に欠かせない木綿豆腐は大豆の使用量が多く、しっかりした食感と煮崩れしにくいことが特長ですが、食べ比べてみると、やはり噛みごたえや香りの違いをはっきり味わうことができました。

 何もつけずに豆腐そのものを味わう体験を通して、安全性はもちろん大豆という素材の持つ味がどう活かされているのか、製法によって食感や香り、口当たり、食べごたえに違いがあることを改めて実感。参加者からは、「大豆の香りがこれほど味わえる製品があることに驚いた」などの感想。また、組合員活動の紹介について、「子育てサークルなどのイベントがもっとあれば参加したい人は多いはず」という提案がありました。

Table Vol.383(2019年1月)

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