2018年3月17日(土)、コープ自然派しこく・オリーブセンターで2018年度のフェスタを開催。 会場には約1500人が訪れ、グルメやショッピング、ステージ企画などを楽しむ人たちで賑わいました。
さぬきの豊かな食と産業
「自然派オーガニック・ecoマーケット」をテーマに開催されたオリーブフェスタ2018。会場は香川インテリジェントパーク内にあるコンベンション施設「サンメッセ香川・大展示場」で、開場30分前のエントランスにはエコバッグを抱えた来場者が長蛇の列をつくりました。
香川県はめん類、冷凍調理食品などが全国でトップクラスの出荷額で、古くから食品産業が盛んな地です。今回は、地元の生産者をはじめ、全国から多数の生産者が出店。「さぬき夢うどん」「自然豚」でおなじみ七星食品(さぬき市)は「自然豚の焼豚」とさぬきうどん、「自然派Style小豆島手延べそうめん」の岡上食品(小豆島)は「小豆島手延べ半生うどん」「塩漬けオリーブ」やにゅうめんを販売。あんもち雑煮で有名な香川県ならでは、山清(綾歌郡)のあんこの缶詰「特別栽培小豆」はあっという間に完売しました。ルイボス製茶(三豊郡)はカフェインレスでミネラル豊富な「有機栽培ルイボス茶」と「有機栽培みどりのルイボス茶」を試飲販売。伝統の杉樽仕込み製法でつくる国産丸大豆醤油の「ヤマヒサ」(小豆島)は時期を迎えたもろみを用意し、しぼり立ての生醤油を参加者にふるまいました。
吉野川源流の森の木を利用した住まいづくりを推進するNPO里山の風景をつくる会香川支部・小松秀行建築工房(高松市)は、丸太切り競争や木のコースターづくりで活動をアピール。フェスタ実行委員長・岩渕久美子さんとコープ自然派しこく・泉川副理事長がブースを1つずつ周り、生産者のこだわりや商品を紹介します。
食べて遊んで楽しむ1日
フェスタ実行委員会では自然派Style商品や弁天堂のスイーツ、津軽産直組合のりんごサンふじなどを販売、鎌倉ハムクラウン商会のフランクフルトや焼きそば、中華丼、天津丼、カレーライスなどでランチを楽しむ参加者も。また、会場に運び込まれたコープ自然派オリジナルキッチンカー「しぜんはきっちん」では、人気メニューの「有機野菜のセイロ蒸し」や食材セットの実演&試食が行われました。
ステージでは高松大学発達科学部「げんき村わんぱく通り」サークルの参加型ジャグリングが行われ、けん玉や皿まわしなど子どもたちは夢中になって遊びます。バルーンアートパフォーマンスでは、子どもたちのリクエストに応えてプードルやブレスレット、刀などがプレゼントされました。
「昨年9月からフェスタ実行委員会を開き、みんなで話し合って準備してきました。これまでの2.5倍の規模ということで、うまくいくかハラハラしましたが、生産者、組合員、職員、スタッフのみなさんの協力でとても盛り上がりました。ありがとうございます」と岩渕実行委員長は笑顔で話しました。
Table Vol.367(2018年5月)