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連載

わくわくキッチン「名前は大事」うのまきこ

  昔々、大手や中小の食品会社で商品開発に携わっていました。与えられた条件下(販売価格、使える原材料、生産上の制限など)での企画は苦労もあるけど、何かを創り出すのが好きな私にとっては素晴らしく楽しい仕事。頭の中のアイデアを店頭に並ぶ「商品」に仕上げるには、それぞれの専門部署の人と共に、味や形状だけでなく、パッケージデザイン・製造方法など、たくさんのことを決定していかねばなりません。どの作業も大変ですが、中でも悩ましいのはネーミング!ここだけの話、わが娘の名付けよりも、自分が手掛けた商品の名前を考える時の方が頭使ってたよね~と思うくらい、私には難しくも思い入れが深い工程だったのです。その癖は今も同じ、レシピを書いても料理名がなかなか決まらず。この連載も毎回タイトルを決めるのに四苦八苦。もがき過ぎて結局フツーになることも多々あり、もう最初からフツーにしてみました、今月は(笑)。

 そんな性分ゆえ、ステキな商品名に出会うとつい「名前買い」。期待外れに終わるリスクが高いけど、コープ自然派の商品で名前買いしたものはハズレが少ないように思います。例えば発売以来愛用している「ぱぱっとしいたけ」。2~3ミリのチップ状にカットされた乾しいたけ(傘の部分だけ)は、水戻しの手間なくおいしさや栄養をプラスできる優れもの。椎茸出汁の風味が大好きな我が家では和洋中どんな料理でも「もうちょい旨みが欲しいな~」って時に大活躍。肉団子のタネが柔らか過ぎた時なんて、余分な水分を吸収しつつ美味しさをプラスしてくれる有能さ。この商品の使い方を列挙したらそれだけで1000文字埋まってしまいます。また最近のお気に入りは「コウノトリのお裾分け」。自然派オンライン限定で、販売数量僅少ゆえめったにゲットできないレアものです。7~8ミリ厚さの食パンの耳ばかり550gも入って100円のこの商品、「パンの耳」って平凡な名前だったら多分買ってない。でもキュートな商品名に惹かれて注文してみたら、さすがコープ自然派パン工房の推し食パン「コウノトリの未来」のヘタ!素材の良さが一口で伝わります。でね、私がハマっている食べ方は、カレー味のバター炒めキャベツやシュレッドチーズ、ハムなどたっぷりの具を、適度に乾燥して凹んでる白い部分にケチャップ塗り広げた2枚のヘタでギュッと挟んだホットサンド。弱火にかけたフライパンでフタして焼けば表面カリカリ中ジューシー。ヘタならではのオツな味。自然派オンライン未経験の方も、この際ぜひ!

うのまきこ|UNO Makiko
料理研究家。食品メーカーで新製品開発等に従事したのち、料理研究家・古川年巳氏に師事。わかりやすいレシピと、野菜をたっぷり使ったヘルシーで簡単な料理に定評がある。アトピーっ子のための簡単な除去食メニューも得意。コープ自然派奈良元理事長。

Table Vol.398(2019年8月)

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