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生産者訪問・商品学習会

「自然派Style自然豚」七星食品のおいしい工場見学ツアー

自然豚が自然派Styleに仲間入りしたのを記念して、2025年11月13日、コープ自然派しこく商品委員会は自然豚(しぜんとん)の生産者、七星食品の工場見学を開催しました。

後列左端は七星食品の藤本さん、その隣が山花さん

「自然派Style自然豚」の工場へ

 「安心・安全な豚肉を食べたい」という組合員の声から誕生した自然豚は、「顔の見える関係」を大切に歩みをすすめ、すべてアニマルウェルフェア対応となりました。そして、2025年9月、精肉製品として初めて自然派Styleに仲間入り。その記念企画として、香川県さぬき市にある自然豚の加工工場を見学しました。
 案内してくれたのは七星食品の山花さん。普段はガラス越しでの見学ですが、この日は特別に工場内に入っての見学です。異物を持ち込まないようアクセサリーも外し、見学用のつなぎ服や帽子、長靴を身につけ、ローラーでホコリを取って入念に手を洗い、エアシャワー室を通って、いざ工場内へ。

最高の状態で届けるために

 清潔な工場内に入ると、そこはプロの世界でした。まず見学したのは、大きなブロック肉から余分な筋や脂を取り除く作業。前処理室で一晩熟成した肉を、手際よく素早くさばいていく様子はまさに職人技。適度に切り分けられた塊肉は、とんかつなどは手切りで仕上げ、薄切り肉はスライサーでカットしてきれいにパック詰めされていきます。グラム単位で設定した重量に計測・仕分けする集積計量器も導入されていました。
 精肉は温度管理も重要です。例えばパラパラミンチは、マイナス25℃に凍らせた塊肉を、機械にかけられるマイナス6℃までゆっくりと解凍し、ミンチにした後マイナス25℃に再凍結します。品質を保つために温度管理しながらの製造工程は5日間もかかるとのこと。山花さんは「手間はかかりますが、最高の状態で皆さんにお届けしたいので」と話します。

自然豚が手際よくパック詰めされていきます

安全と、働きやすさと

 工場内は衛生を保つために外気を遮断し、人とモノが交差しないようコの字型の一方方向になっています。「組合員さんの安全のために徹底した管理をしています」と山花さん。冷蔵庫には行き先ごとに色分けされたカゴが整然と並んでいました。
 印象的だったのが、スタッフの多くが若い女性で、キビキビと無駄なく作業しつつ表情がとても柔らかいことでした。山花さんに聞くと、スタッフの皆さんはとても仲が良く、長く勤めているとのこと。真に安全な職場環境は働く人の心や体も守るのでしょう。

自然豚の歴史と取り組み

 見学の後は、山花さんに自然豚の説明を聞きました。自然豚が誕生したのは1998年。飼料のNON-GMO化や、抗生物質・合成抗菌剤の取り組みなど、一歩ずつ生産者とともに歩みをすすめてきました。そして、飼料米も導入し、2019年には国内ではいち早くアニマルウェルフェア対応の繁殖農場での飼育を開始。母豚が自由に過ごせるフリーストールを採用しました。世界基準よりも広い肥育スペースを確保して、豚たちはのびのびと過ごしています。組合員の願いに応え、めざすおいしさを考えてたどり着いたのが「健康」だったといいます。

自然豚の豚舎
豚たちはのびのびと過ごしています

自然豚ロースと焼き豚を試食

 試食したロースしゃぶしゃぶは、塩で味わうと旨みがより一層感じられました。焼き豚は「初めて食べましたが、びっくりするくらいおいしいです。絶対買います!」と大好評でした。
 進行を担当した真鍋理事は「『自然派Style自然豚』のパッケージには『人と豚、地球環境にやさしい持続可能な畜産をめざします』と書かれています。私たちの食卓に欠かせない自然豚をみんなで支え、育てていきましょう」と呼びかけました。

Table Vol.522(2026年2月)

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