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くらしと社会

「麹」について学びながら親子で手づくり!甘酒とチョコ風味のおやつ

2025年8月26日、コープ自然派京都(はじめのいっぽ)は、夏休みに親子で参加できるイベントを開催。発酵食品の麹について学びながら、身体に優しいおやつを楽しみました。

子どもにも食べやすい発酵食品

 「発酵食品は体に良いイメージですが、毎日取り入れるのは難しいですね。お子さんにも食べやすいものがいいと思い、手軽に楽しめるおやつに変身させました」と話すのは発酵×食養生講師の吉田美佳さん。自身も2人の子どもの子育て真っ最中です。

発酵×食養生講師の吉田美佳さん

手軽に作れる甘酒

 麴を使った食品といえば、まず思い出すのは甘酒。炊飯器を使って手軽に作ることができます。分量の水と麹を炊飯器に入れ、ふたを開けたまま布巾をかけて保温スイッチを押します。このまま8時間置くだけで甘みの際立つ甘酒が出来上がります。甘すぎるのが苦手な方は、玄米麹を使うと甘さ控えめに出来上がるのでおすすめです。麹100%でも作れますが割高になるので、炊いたご飯を麹と一緒に入れてもおいしくできます。

発酵と腐敗

 発酵と腐敗は微生物の働きによるところは共通していますが、人に良い影響を与えるか、害を及ぼすかで大きく異なります。発酵が活発に進む温度を保つのが上手につくるコツ。温度が上がりすぎると酵素が働かなくなり発酵しなくなるので、炊飯器やヨーグルトメーカーなどを使って、ゆっくり時間をかけてつくると楽にできます。

発酵ブリスボール作り

 今回は「ココア麹」を使ったブリスボールをつくりました。まず、たっぷりの水に浸して柔らかくした麹を準備します。麹の水分をしっかりと絞り炊飯器に入れ、ココアパウダー、酒かすと一緒に8時間保温しココア麹をつくります。そこに好みのナッツとドライフルーツを加え、フードプロセッサーにかけて一口大に丸めるとブリスボールの出来上がりです。冷蔵庫で2〜3日保存でき、冷凍も可能です。市販のチョコレートのように甘過ぎることなく、さっぱりしていますが、さらに甘みを減らしたい場合は玄米麹を使うと良いでしょう。

チョコレートの代わりにココア麹

 ココア麹はとても取り入れやすい食材です。味に深みがあり、ココアドリンクに入れるとコクが出てとてもおいしくなります。また、寒天や葛粉を使って固めればチョコプリンにもなります。ヨーグルトにかけてもよく合うので、チョコレートを控えている方にも試してほしいとのこと。今回作ったブリスボールは子どもたちにも大人気で、大人から子どもまでみんなで楽しめるおやつです。

発酵食品を身近なものに

 発酵食品は、その独特の風味が苦手な方もいるかもしれませんが、栄養価が高いのでぜひ取り入れてほしい食材。玄米が苦手な人も、玄米麴を取り入れることでお米全体の栄養を摂ることができます。甘酒はみそ汁やシチューに少し入れると味がまろやかになり、果物と一緒にミキサーにかけるとスムージーとしてさわやかなドリンクに変身します。他にも、塩麹や玉ねぎ麹をつくっておくと、肉や魚の下味やドレッシングの材料としても便利です。
 甘酒は優しい甘みが心と体をホッと緩ませます。「夏には甘酒キウイスムージーなどにして飲めば、毛穴を緩ませて熱を解放してくれます。また、冬には温めて飲んだりスイーツにして食べれば、寒さで緊張した体をほぐして温めてくれます」と話す吉田さん。「さまざまな発酵食品を取り入れて、暑さ、寒さに負けない体をつくりましょう」と呼びかけました。

Table Vol.520(2025年12月)

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