
コープ自然派のオンライン「自動注文」は登録しておいた商品を忘れずに発注できる超ありがたいシステム。納豆や豆腐・卵などの生鮮品や自然豚・神山鶏など冷凍品はもちろんのこと、取り扱いがレアな乾物なども登録しておけばうっかりカタログを見逃すことも防げるから本当に便利。よつ葉プレーンヨーグルトは私が毎週登録をしている商品の1つです。
酸味が穏やかで料理にも使い易いこのヨーグルト、お気に入りではあるのだけど毎週プラのパックを捨てるのが罪悪感。何かに使えるかもと重ねてため込み、ある日突然置き場に困って全部捨てる!を繰り返していましたが、今月はその活用法を見つけちゃった♪のお話です。ビンボくさ~と言わずにお付き合いくださいね。
まずヨーグルトを食べた後、容器に八分目ほどの水を注ぎます。ゴムベラとかを使って僅かに残るヨーグルトをこそげて水に溶かし、その水は植物にプレゼント。ネットで見たイーストや納豆・ヨーグルトを材料に発酵させて作る土壌改良液を、勝手に超絶手抜き簡略版にしたので効果のほどは分かりませんが今のところ害はなさそう。
清潔に洗った後の用途は色々。まずは調理で出る生ごみ入れに。蓋ができるからコバエ対策にいい感じ。コンポストにもそのまま持って行ってポンポン投入。ボロくなるまではサッと洗って何度でも使用可能。
布巾の漂白には酸素系漂白剤を小さじ半分ほど入れ50℃ぐらいのお湯を容器の半分程度入れて溶かし、布巾をそっと押し込みます。全体に水分がいき渡るまでお湯を足し、2~3回上下を返し蓋して30分放置。コンパクトで邪魔にならず少量の漂白剤でスッキリ。
匂いを吸収しやすいヨーグルト、その容器は逆に匂い漏れを防ぐのでは?とスパイス類を入れたら大正解!ジッパー付き袋を二重にしても引き出しの中で異臭(私にはいい香り)を放っていたクセ強スパイスの存在感がほぼ消えた!蓋にマジックでスパイス名を書き込めるのも便利ポイント。
お次はガーデニング部門。容器の底にプスプスと穴を開けて植木鉢に大変身。種まきの時、土を七分目にしておけば、夜の遅霜が心配な日も蓋して保温。幼い芽を強風から守ることも可能です。そして大事に育てた苗や挿し木などを里子に出す時、蓋を水受けにして容器を置けば持ち歩きにも軽くて便利。余裕があれば容器の側面にアクリル絵の具などで色を塗ったり、プレゼントする植物の絵を描いたりしても楽しいよ。
うのまきこ| UNO Makiko 料理研究家。食品メーカーで新製品開発等に従事したのち、料理研究家・古川年巳氏に師事。わかりやすいレシピと、野菜をたっぷり使ったヘルシーで簡単な料理に定評がある。アトピーっ子のための簡単な除去食メニューも得意。コープ自然派奈良元理事長。
Table Vol.513(2025年5月)