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組合員の願いから生まれた神山鶏コープ自然派のクリスマスチキン【商品開発のうらばなし】

 コープ自然派と神山鶏のおつきあいは30年ほど前まで遡ります。「豊かな養鶏の郷」をつくりたいと仲間たちと始めたイシイフーズ。組合員の「薬を使わずに育ててほしい」「安全な飼料で」という願いに応えて、飼育中すべて抗生物質や合成抗菌剤を使わず(法定ワクチンは除く)、PHF(収穫後農薬不使用)飼料の神山鶏が誕生しました。その後、NON-GMO飼料へ、そして飼料米使用へと進化して現在の神山鶏になりました。

 無投薬で飼育できるのは、腸内環境を整えて健康に育てているから。一般に肉用の鶏は40〜50日で出荷されますが、神山鶏は約60日間ゆったりと育てています。独自の混合飼料イシイミックスはトウモロコシや飼料米など植物性100%なので肉のにおいが少なく、コクと旨味があります。

神山鶏の鶏舎は徳島の美しい山間部にあります。

 「神山鶏丸1羽」はオーブンで焼けば絶品ローストチキン。お好みの詰め物もいいですね。「神山鶏ローストレッグ」は温めるだけでお手軽にクリスマスディナーが味わえます。湯せん後フライパンで2〜3分焼くとさらに美味しく仕上がりますので試してみてください。

神山鶏ローストレッグ:ヤマヒサのこい口醤油を使用し、味の母、純米酒など調味料にもこだわってしっかり味付けしています。

Table Vol.495(2023年11月)

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