自然派Style昭徳丸が獲ったさば天日干しは、その名のとおり太陽の日差しのもとで「天日干し」でつくられています。

干物には天日干しと機械乾燥の2種類があります。機械乾燥は天候に左右されず安定的に製造できるので一般的ですが、シーボーン昭徳では天日干しにこだわり、一枚一枚丁寧に干しあげています。季節や天候によって仕上がる時間が変わるため、完成の度合いは工場長の熟練の目で見極める職人技です。一度に7000~9000尾ほど干すことができる専用の天日干しハウスは、害虫はもちろん、PM2.5や黄砂などの汚染物質を遮断できる密閉型で、室内の温度や湿度を調整しています。
原料の魚は、脂質や身質に納得のいく旬のものだけを買い付け、うすしお味に仕上げました。

焼き上がりは天日干しならではの飴色で、皮はパリッと香ばしく、身はしっとりとした昔ながらの干物の味わいが楽しめます。

Table Vol.516(2025年8月)