2021年3月16日(火)、コープ自然派関西4生協は「自然派活動フォーラム2021」を開催、コロナ禍でオンラインを駆使した活動の様子が報告されました。Tableではその一部を紹介します。

「自然派活動フォーラム2021」はコープ自然派奈良・西澤常任理事の進行で行われました。開会挨拶はコープ自然派奈良・上市理事長。

コープ自然派おおさか

 2020年度は第6次中期計画2年目。「ビジョンめぐる」「ビジョンいろいろ」を達成するために情報発信(VOICE)と場づくり(HOME)に取り組み、コロナ禍で組合員同士の交流がはかりにくいことから「みんなのVOICE」を発行。商品ランキング、4コマ漫画、リンクス配送スタッフ紹介、料理コーナーなど多彩な内容で月1回発行しています。

 和歌山エリアでは、1月6日、「お家deワークショップ ”七草ランチョンマット“をつくろう」を開催、カラフルで個性的なランチョンマットが完成しました。7月10日、「みんなで知ろうメディアリテラシー」(オンライン)では、マスコミ情報をどのように受け取れば良いかなどについて学びました。

 チーム活動「エンジョイ♡Wa-mama」の「親子でチョコレートを嗜みながらフェアトレードについて楽しく学ぼう」は、第三世界ショップのフェアトレードチョコを事前に参加者に届け、それを試食しながらフェアトレード商品について学習。理事会主催イベントは福島原発事故から10年目ということで、「100%自然エネルギー社会実現へ向けて今から私たちにできること」と題して自然エネルギーを拡大するための技術について学びました。自然派シネマは2021年5月にスタートし、オンラインと活動拠点「からふる」で上映。リアル開催延べ98名、オンライン開催延べ277名参加、上映後に感想をシェアし社会問題を考える時間を持ちました。(報告/枝元理事・薮崎理事)

コープ自然派兵庫

 オンライン企画が多かったことで参加者のすそ野が広がりました。90回のイベントで延べ2500人参加。「くらし」「平和」「未来と環境」「食と農」の4つのビジョンのもとで活動し、パーム油についての学習会「何を基準に選ぶ?植物油というだけで安心ですか?目に見えない油って?」はボルネオ島とオンラインでつなぎ、現地でオランウータン保護活動を行う先住民の方にもお話を聴きました。パネルディスカッションでは油を選ぶことの大切さ、そもそも油は必要なのかを考えました。

 総代会第二部で予定されていた学習会「私たちのくらしとプラスチック」をオンライン開催。全国各地から22社の生産者が参加し、世界の脱プラ成功例や日本の現状などを学びました。コープ自然派兵庫ではカタログ回収に力を入れ、ガゼット袋の使用拡大の見直しを提案しています。

 ビジョン「食と農」については10年以上続く「田んぼの楽校」、大豆トラスト、「シード」上映会、「種子法改正」反対の署名活動を行い、署名1956筆は「種を守る会」に提出。毎年、お米を食べようと呼びかける活動を実施し、今年はお米オンラインツアーを開催、ビオトープ米についても学びました。(報告/久保山理事)

コープ自然派京都

 コロナ禍で中止となるイベントが多かったのですが、野外イベントが予想以上の反響でした。11月3日、「大文字を食べる」著者の安田さんと秋の大文字山を歩きました。20名定員で50名以上の申し込みがあり抽選。一列になって歩き、いろいろなキノコや沢蟹を採ったり、ドングリを拾ったり、ウラジロという植物の飛行機づくりは子どもたちに好評。ふだん気づかない植物やキノコをたくさん見つけ、宝箱のような大文字山を楽しみました。安田さんにならって子どもたちもゴミを拾いました。

 有機農業に関心ある京都府下の生産者に呼びかけ、9月に有機農業推進協議会を設立、その意義を伝えるために、亀岡市の鹿野ワンダービレッジの協力を得て1年間に渡る農体験イベントを企画。8月20日の「生きもの調べ」は田んぼや畑に棲む生きものを探しました。11月14日の「お芋堀り」は前日に鹿がさつまいもを全部掘ったため里芋を堀り、収穫後、いろいろな野菜を使ったお汁をいただきました。12月19日の「お餅つき」は幅広い世代で交流しました。(報告/大塚理事)

コープ自然派奈良

 通算80回のイベントを開催。2021年11月11日、総代研修として商品がどのように届けられているかを知るために担当理事が神戸セットセンターのパン工場と食材セットセンター、職員のインタビューを撮影して配信、放射能検査室オンラインツアーも行いました。

 2回目の総代研修は、沖縄の「島酒家」学習会。石黒さんにモズクによる「島おこしプロジェクト」や海を守る活動、サンゴ移植などの環境保護活動、さらに米軍基地問題についてオンラインで聴きました。

 理事研修として「あくと」・小嶋さんのお話をオンラインで聴きました。「あくと」はネオニコフリーにいち早く取り組んでいます。当初はメンバーの同意が得られなかったのですが、小嶋さんは農薬を使ったりんごを子どもたちに食べさせたくないとまず一年間やってみようと呼びかけ、2017年からネオニコフリーに取り組み、現在に至っています。

 2020年2月、奈良県農民連および有機農業に取り組む農家とともに奈良県有機農業推進協議会を設立。活動の第一歩として農水省の助成金を活用して4回連続の有機栽培技術セミナーを開催、BLOF理論と実践技術を学びました。

 2021年から第6次中期計画がスタート。「広げる」「届ける」「伝える」「つながる」「ふうど」「みらい」の6つのビジョンをさらに進化させ、パワーアップします。(報告/西村理事)

当日は、奈良県文化会館とオンラインで開催しました。

Table Vol.441(2021年6月)より
一部修正・加筆