好きな所にお出かけできない状況からなかなか抜け出せませんが、ポジティブにとらえると巣篭りアクティビティを増やすチャンス!癒しを求め、懸案だったペットを迎える人や(必ず最後まで責任もって添い遂げてね)、長い春を卒業して結婚しちゃうカップル(これはまあダメならやり直せるよね笑)も多いとか。DIYを極めるもよし、もちろん時間もコストもかかる凝った料理にチャレンジするのも大いにイイ!スマホのカラオケアプリで日々心ゆくまで熱唱しまくり、おかげでちょっと痩せたのだ…なんて自慢する友人もいて(マネするっ!)、空間的な制限があっても心は自由、楽しみ方はいくらでもあるのだなぁと思います。そのような状況下ガーデニングもこれまで以上に大人気。ホームセンターでは野菜やお花の苗がよく売れているそうです。ベランダやお庭で気軽に自然を愛でる暮らしは、まさに今のニーズにピッタリですよね。

 で、今回のお誘いは「種から育てるプランター菜園」。なぜ種から?それはこの原稿を読んでもらえるタイミングは多分5月末以降で夏野菜の苗を手に入れるのは難しいから…ってのもあるんだけど、種蒔きマニアの私が推す理由は3つ。①自分の好きなタイミングで植えることができる。②生命力の強い苗を自ら選べ、野菜によっては間引き菜も食べられる。③発芽するまでのドキドキ感、苗では観察できにくい双葉をじっくり見ることができるウキウキ感、本葉が出て力強く成長する様子を見守るワクワク感、すべてを味わうことができるプライスレスな楽しみ♪ほら、やってみたくなるでしょ!?

 てなわけで、6月蒔きのプランター栽培で、育てやすくて超おいしいオススメ野菜はこの3つ。①つるなしインゲン…成長が早く、花も可愛い。日々ニョロンと伸びてくる豆を観察するのも楽しい。収穫したてのインゲン豆はさっと湯がくだけで柔らかくてとても美味。天ぷらにしても激ウマです。②枝豆…種類が豊富なので晩生タイプの種を選べばOK。収穫まで時間はかかるけど、採りたて茹でたての甘さは絶品。塩もみして産毛をとり、少量の水と共に鍋に入れ蓋して蒸し茹でが最高です。③バジル…言わずと知れた人気のハーブ。本葉が8枚位まで成長したらどんどん先を摘んで料理に使うのが株を成長させるコツ。秋にはたっぷり収穫して自家製バジルペーストを!次点は…チョキのような双葉が可愛い空芯菜(エンサイ)。丈夫で手がかからず、秋までチョコチョコ収穫した後はきれいな花も楽しめるいいとこずくめ。もし種が手に入ったら、ぜひ!!

料理研究家 うの まきこ
日本の伝統食を考える会会員。食品メーカーでアイスクリームなどの新製品開発等に従事したのち、料理研究家古川年巳氏に師事。わかりやすいレシピと、野菜をたっぷり使ったヘルシーで簡単な料理に定評がある。アトピーっ子のための簡単な除去食メニューも得意。コープ自然派奈良元理事長。

Table Vol.440(2021年5月)より
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