やったことないけど、なんとなく「時間かかりそう」「めんどくさそう」「難しそう」な気がして、なかなかチャレンジできないことってありませんか?モノグサで思い込み激しい私には、いっぱいあります。でも、ふとしたきっかけで手をつけてみると「なんだ、自分にもできるやん!慣れると楽し~」ってこともしばしば。つい最近も友人のお誘いでフリマアプリをダウンロードして、もう読まない本数冊を初出品。知らない人とのメッセージのやり取りや発送の手間も、案ずるより産むが易し。大切にしていた本が、ほしいと思ってくださる方の元に届くのがうれしくて。またひとつ「できないこと」が「楽しいこと」に変わりました。

 キッチンでもトライしてみたら意外に簡単で、買ってくるよりいいこといっぱい!ってモノがたくさんあります。例えば今日のオシはお豆さん。大豆の水煮なんて、便利な缶詰やパウチがあるからそれ使うのもありですが、家で茹でれば無農薬など好きな豆を選べるし、茹でたてをつまみ食いできるし、他にもいいこといっぱい。手間は案外かかりません。朝食準備の時に、さっと洗った豆と3倍ぐらいの水をお鍋に入れておき、帰宅して夕食準備の傍らで火にかける。沸騰したら吹きこぼれない火加減で泡を適当にすくいながら柔らかくなるまで煮る。保温性の高い分厚いお鍋なら15~20分の加熱後、蓋をして冷めるまで余熱調理してもOK !ちなみに、取り除いた白い泡は「大豆サポニン」。抗酸化作用とかいってサプリメントも売ってるよね?界面活性作用もあるので、油脂がついたお皿に置いてなじませると石けんなしでも洗えて面白い。加熱時間はお好みの固さに応じて自在に加減します。私は1袋全部いっぺんに茹でて、汁ごと小分け保存し、切り干し大根やヒジキなどとともに定番惣菜にしたり、合いびきミンチにニンニク、玉ねぎ、季節の野菜でスパイシーなトマト煮にしたり、スープやカレーに入れたり、もっと加熱して使うことが多いので、やや固め仕上げで冷凍する派。茹で汁ごと料理すれば旨味たっぷり、お豆が冷凍庫で乾燥するのも防げます。半分を固めで冷凍して、残りの半分は柔らか~くなるまでさらに茹でて、熱々をマッシュしてポテサラ風に食べても美味しいの♪茹でたて豆に塩麹をからめ置くのも超おススメ。そのままおつまみにしてもいいし、レモン汁やオリーブオイル、お好みの野菜やツナと混ぜて豆のマリネもいかがでしょ?

料理研究家 うの まきこ
日本の伝統食を考える会会員。食品メーカーでアイスクリームなどの新製品開発等に従事したのち、料理研究家古川年巳氏に師事。わかりやすいレシピと、野菜をたっぷり使ったヘルシーで簡単な料理に定評がある。アトピーっ子のための簡単な除去食メニューも得意。コープ自然派奈良前理事長。

Table Vol.420(2020年7月)

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