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くらしと社会

整理整頓で快適ライフ!

「人が集まりやすい家にしたくて、24時間いつでも誰でも遊びに来てもらえる部屋づくりが私のポリシーです」とコープ自然派しこく・泉川副理事長。

2018年11月1日(木)、コープ自然派しこく徳島センターは整理整頓について学習会を開催。コープ自然派しこく・泉川香副理事長を講師に迎え、片付けや掃除方法から、ライフスタイルまで語っていただきました。

スッキリ!何もない空間

掃除の行き届いた玄関にはシャガールのリトグラフとステンドグラスが映えます。

 組合員歴20年以上になるコープ自然派しこく・泉川副理事長。長男出産をきっかけに桶谷式母乳育児相談室(桶谷式乳房マッサージと母乳育児方法)に通い、食にこだわる生活が始まりました。良い母乳を出すための良質の食事、東城百合子さんの食養生、いんやん倶楽部・梅﨑和子さんの重ね煮などを実践。現在、3人の子どもさんたちは独立し、5歳と1歳半のお孫さんたちもコープ自然派の商品で育っているということです。

 講座は玄関の様子を映したスライドから始まります。ちょい履き用のサンダルがぽつんと置かれ、他には何もありません。「1日履いた靴は1晩乾してから靴箱に入れ、玄関に出していいのはその日に履く靴だけと決めています。玄関は多くの人が出入りする場所だから、2~3日に1 度は掃除機をかけて、パックスナチュロンの石けんで洗い流しています」と泉川副理事長は説明します。

 浴室やトイレ、洗面所、台所などの水回りは汚れやすい場所なので、毎日の掃除は欠かせません。浴室の石けんシャンプーやリンス、手洗い用のボトルはお気に入りの白い容器に統一、歯ブラシやスポンジ、トイレ用のブラシなど掃除道具も使用後は見えない場所にまとめて片付けます。年末の大掃除をしたことがないという泉川副理事長は、毎日少しずつ気になった場所を掃除するよう習慣づけているとのこと。冷蔵庫や洗濯機の裏側などもホコリがたまらないよう常に気を配り、冷蔵庫の中やキッチンの収納などは週に1度の拭き掃除をルーティン化。コープ自然派兵庫組合員のお母さんもきれい好きで、9月くらいから年末に向けて少しずつ掃除を始めるということです。かわいいイラスト付きの付箋を用意し掃除を終えた場所に貼っていく掃除方法を考案、今年はキャラクターの付箋を選び、貼られた場所が増えるのを楽しみに実践されているということです。

 リビングルームは訪ねてきた友人が「引っ越すの?」と勘違いするほどものがありません。ティッシュペーパーも収納場所が決められ、2階建ての家にゴミ箱は1つだけ。「何もなければ拭き掃除が苦にならないし、汚れも目立つから自然に掃除しようと思います。ただし、殺風景にならないよう植物を欠かさないことを心がけています」と泉川副理事長。観葉植物などと一緒に知人のアート作品が飾られ、窓や照明器具などには自作のステンドグラスを配置。余計なものが一切ないスッキリした空間だからこそ、オブジェが映えて作品の美しさが際立ちます。

すっきり片付いたリビングは自然に人が集まります。

忙しい毎日を効率的に

冷凍庫の中には刻んだネギや切り分けられたバターなど、使いやすい工夫がされています。

 スライドではキッチンの引き出しや冷蔵庫の中まで紹介。商品を開封済みとストックとに分け、賞味期限や残りの量が一目瞭然なので、同じものを買ったり、賞味期限を見落とすことがなく、食材を無駄にするリスクがありません。「ほぼ100%コープ自然派の商品で生活しているので、注文するときは1週間分のメニューを決めて商品を選び、配送日前には冷蔵庫の中はほとんど空っぽに。どうしても足りないときは、自然食品店などで購入しますが、買い物に行く時間や悩む時間がもったいないし、余計なものを買う原因になるのでほとんど行きません」と話す泉川副理事長。理事以外にも2つの仕事をもち、地域のバレーボールチームに所属するなど忙しい毎日をどうやりくりするか、効率良く家事をこなす工夫をしているということです。

子どもの洋服やおもちゃなどが散らかるという悩みを抱えたママたちが多数参加、「子育て中は食事づくりや子どもの世話など優先順位があるので、無理しないでください」と泉川副理事長は優しくアドバイスします。

Table Vol.386(2019年2月)

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