2025年11月30日、コープ自然派しこく(えひめセンター)では、西条市丹原文化会館を貸し切ってオーガニックフェスタを開催。生産者によるおいしい食べものや映画上映、楽しいワークショップもあり、子どもから大人まで笑顔いっぱい、お腹いっぱい、買い物も両手いっぱいになった1日でした。

食べものからつむぐ平和の輪
今年のフェスタのテーマは、「食べものからつむぐ平和の輪―Think about food!」。買い物の一部でもオーガニックに変えたり、イスラエルを支持する企業のものは買わないなど、日々の買い物を見直すことで世界を変えようという呼びかけです。会場にはそれを体感できるおいしい・うれしい生産者の品々がいっぱいでした。

おいしい楽しいブースがいっぱい
会場入り口にはコープ自然派の野菜やパンのブースが並んでいます。「自然派Style自然豚」や面河川(おもごがわ)の天然鮎が炭火で焼かれ、滴る脂とともに食欲をそそる香りが広がります。腸活スープや揚げがんも、おむすびなど地元のショップも並び、芝生広場は食事や遊びを楽しめる空間に早変わりしました。

マルシェには生産者がずらり
屋内の会場にも県内外から個性豊かな生産者が集まりました。みかんのばら売りでにぎわう「いのうえ果樹園」をはじめ、「太子屋」「イシイフーズ」「カタオカ」などが出店。小豆島からは「ヤマヒサ」と「岡上食品」が参加し、自家製カレーうどんをふるまいます。そのほかにも「ムソー」「マエカワテイスト」「菌興椎茸協同組合」「ハマヤ」「鎌倉ハムクラウン商会」など顔ぶれも多彩。雑貨ブースでは「ハイネリー」「彩生舎」「ハート」「天使の森」「太陽油脂」が顔をそろえました。実行委員会では生産者の思いや商品の背景を紹介し、来場者と生産者をつなぎます。


GMOフリーゾーン宣言も組み込んで
愛媛県ではゲノム編集技術を用いた柑橘類やイネの研究が行われています。それを受けて昨年開催された「第19回GMOフリーゾーン運動全国交流集会inえひめ」で発信してきた思いをつなげようと、スタンプを集めて「GMOフリーゾーンサポーター宣言」を行うと抽選でプレゼントが当たる企画を実施。この宣言は、遺伝子操作されたものを避けたい、そうした生産者を応援したいという消費者の意思表示です。当日は87名が宣言を行いました。
塩麹・醤油麹ワークショップ
宇都宮章子さんによる麹ワークショップでは、チャック付き袋で塩麹と醤油麹をつくりました。持ち帰って、毎日袋を開けて空気を送って袋を揉んで、1週間ほどで完成します。宇都宮さんは「麹は生きもの。途中で水分が足りなかったら水や醤油を足して育ててください」と話します。早く発酵させたい場合は、炊飯器の保温機能を使って、60℃の湯に8時間ほどつけておく方法も紹介されました。

「いのちの種を抱きしめて」上映会
大ホールでは映画『ヴァンダナ・シヴァのいのちの種を抱きしめて』上映会を開催。ヴァンダナ・シヴァさんが立ち上げた持続可能な農の実践場を舞台に、種を守ること、食を選ぶことが、命や平和、未来と深くつながっていることを問いかけます。最後に実行委員長の皆尾理事は、「買い物は私たちにできる小さな意思表示です。ここに集まる〝おいしい出会い〟とともに、よりよい未来につながる選択を日常で重ねてください」と参加者に語りかけました。

Table Vol.522(2026年2月)

