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生産者訪問・商品学習会

食べて飲んで語ろう!産直のおまつり

2024年3月22日、産直委員会は初の試みとなる「産直のおまつり」を開催。青果の生産者を囲んで、おいしい野菜料理を食べながら交流しました。

生産者とゆっくり話す機会を 

 「組合員理事や職員は、研修などで産地に行って生産者と語る機会があります。そんなとき、2時間程度の学習会や、生協フェスタのような即売会などではなかなか聞けない話を聞くことができます。多くの組合員にあの豊かな時間を体験してもらいたいという思いで、今回のイベントを企画しました」 産直委員会の筆口委員長はそう話します。産直野菜を使った軽食は実行委員が用意。黒豆ごはん、蒸し野菜、グリル、サラダなど産直野菜をたっぷりと、果物シロップやアルコール飲料も用意され、生産者と参加者がゆったりと話せる場が整いました。

同じ哲学を持つ仲間たち 

 今回参加した生産者は、かなりのこだわりをもって生産している人ばかり。オーガニックで栽培するとは、使える資材や選択肢に制限があるということです。異常気象で栽培条件がますます厳しくなるなか、毎日起こるトラブルをどうクリアしていくか知恵が試されます。パネルトークでは「これって自分だけ?と思うようなマニアックな瞬間はありますか」という質問が出されましたが、「生産のすべてがマニアックです」というまさかの回答が。しかし、そのマニアックという言葉に「自分たちの哲学を持っている」という意味を込めて、少し誇らしそうに話す姿が印象的でした。そして、「コープ自然派も相当マニアックですよ」とも。

それぞれの生産者の3月の様子

 パネルトークでは生産者それぞれの自己紹介に加え、直近の様子も聞きました。生産者にとって3月はどんな季節なのでしょうか。

筆口連合産直委員長の進行で笑いと感動があふれたパネルトーク

 堀内果実園は、奈良県で柿やブルーベリーなどを栽培しています。3月は、柿の木の剪定が終わって、これから梅の花、桜の花が咲いていく季節です。

 あくとは、長野県でりんご、桃、ぶどうなどを栽培しています。コープ自然派とのつきあいは50年以上。昔は援農やスキーなど組合員との交流も盛んでした。3月は、雪の中でりんごの木を剪定している季節です。

 京都の酒販店ディオニーは、酒蔵がつくる日本酒やBIOワインを消費者に紹介するのが仕事です。3月は、日本酒のしぼりたてが出てくる時期なので、酒蔵を回って今年のできばえを確認しています。

 兵庫県の市島有機生産出荷組合は、有機JAS認証農家7名の組合です。3月は、みんな確定申告が終わってほっと温泉に入る季節です。

 奈良県農民連は、コープ自然派奈良へ「自然派の野菜セット」などを届けたり、一緒に学校給食の取り組みを進めたりしています。3月は、野菜は端境期、そろそろ米づくりの準備が始まる頃です。

 大雪を囲む会は、北海道の大雪山を囲むように、じゃがいも、玉ねぎ、人参、ごぼうなど根菜を中心につくっている有機栽培グループです。3月の北海道はまだ雪で土が見えない状態ですが、春に向けて徐々に準備をはじめる季節です。

 鳥取県の菌興椎茸協同組合は、きのこの菌をつくっている組合です。品種改良や研究、栽培技術指導のかたわら、原木しいたけやエリンギ、まいたけなどを販売しています。北村きのこ園は、菌興椎茸協同組合の生産者のひとり。創業60年、いまはエリンギをメインに栽培しています。

 兵庫県のココハウスは、兵庫、おおさか、しこく(えひめの一部を除く)へ「自然派の野菜セット」などを届けています。3月は端境期で収穫はあまりなく、夏野菜の苗づくりをする季節です。

人と人のつきあい

 産直委員会は、生協と生産者が一緒に産直の課題を解決し、国産オーガニックを広げていこうと活動しています。生協と生産者という組織の関係を超え、人と人として対話を積み重ねることが本当に顔の見える関係につながっていく。会場のあちこちでは、その芽生えのような対話が楽しく真剣に繰り広げられていました。

Table Vol.502(2024年6月)

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