オーガニック原料を使った太陽油脂の化粧品「素肌レシピ(SUHADA RECIPE)」が新登場。2018年5月28日(月)、コープ自然派京都(商品委員会主催)では、「素肌レシピ学習会」を開催、化粧品を変えるのは何となくハードルが高いという声に応えて担当者から説明を聞き、実際に試してみました。

ものづくりへのこだわり

コープ自然派京都・平出理事(左)と太陽油脂・藤澤雅人さん(中)と山田瑠璃子さん(右)

 新登場の化粧品「素肌レシピ(SUHADA RECIPE)」は、天然由来原料・食品由来原料から生まれ、植物原料のうちオーガニック原料を80%以上使用したこだわりシリーズです。

 まず、営業グループリーダー補佐・藤澤さんが太陽油脂の事業内容について説明。1947年創立(前身の会社から数えると来年創業100周年)、戦前から石けん製品をつくり、1989年には「パックスナチュロン」石けんシリーズの販売を開始、環境にやさしい石けん製品、化粧品などをつくり続けています。製品をつくる際には、油の性質を生かした石けんづくり、石油由来の界面活性剤や合成化学物質不使用、天然香料で香りをつけ合成香料不使用、ナチュロンシャンプーには20種以上の天然精油が組み合わされているということです。

素肌レシピの6つの挑戦

  自身もアトピー体質だという営業担当の山田さん。女性8名のプロジェクトチームのうち4名は肌が弱く、試行錯誤の末にオーガニック原料に行きついたと山田さんは開発の経緯を話します。そして、石油由来原料、合成界面活性剤、鉱物油、合成防腐剤、合成ポリマー、シリコーンオイル、合成着色料、合成香料、紫外線吸収剤、タール色素の10種は使用していません。

 「素肌レシピ」が目ざしたのは、しっかり肌実感できるスキンケア。そのために6つの挑戦に取り組みます。①肌モニターテストを実施し、肌実感データを取得、②食品由来原料を中心に天然由来原料を使用、③植物原料中の80%以上にオーガニック原料使用、④パッチテスト・アレルギーテストを実施、⑤放射能検査で不検出を確認、⑥環境に配慮したパッケージを採用、個箱の3面を活用しリーフレットや能書なしにし、さらに中面にはスキンケアアドバイスを掲載。このような徹底したこだわりから「素肌レシピ」は生まれました。

結果の見えるスキンケア

 女性の肌の3大お悩みは「目じりのしわ」「肌のくすみ」「肌の乾燥」。そこで今回は、肌モニターテスト結果を映像で見ながら、それぞれに応じた実際の商品を試用しました。会場はダマスクローズの甘い香りに包まれ、美容液やオイルがべたつかず肌にスッと溶ける使用感を体感。それぞれのスペシャルケアを一緒に使っても大丈夫?という質問に「併用して継続していただいたらより効果的です」と山田さんは答えます。

 ベーシックケアのクレンジングでは、手の甲に市販のマスカラ、口紅、アイラインをつけ実際に体験する場面も。ジェルタイプとミルクタイプで洗い上がりを体験した商品委員会の吉村由喜子さんは「オイルジェルはしっかり落とせている感触があり、ミルキータイプは洗った後のしっとり感が残りました。個人的にはジェルが好みかな?」と感想を話します。

 洗顔では、ネロリの香りの固形石鹸とホイップウオッシュを泡立てネットを使い、泡の弾力性や泡切れを平出理事が実演しました。

クレンジングの実演で、「自分の肌で実感できました」と吉村由喜子さん。

肌測定 現代は乾燥気味

 最後にマイクロスコープで参加者全員の水分量と油分量を測定。全体的に水分量がかなり少ない人が多く、油分量もやや少なめとの結果でした。季節や部屋の状態にもよりますが、今は乾燥しやすい環境が多いと山田さんは言います。

 会場では数値で表されたお肌の状態にため息や感嘆の声が入り混じりました。対策について山田さんへの質問だけでなく参加者同士の情報交換、藤澤さんには石けん製品の質問も多く、改めて石けん製品の良さを学ぶ学習会となりました。

Table Vol.372(2018年8月)