コープ自然派おおさかの活動拠点「からふる」では、定期的なカフェ営業を行いながら運営をサポートする組合員を募集。
現在、登録している「身体に優しいゴハンとオヤツ yamamino」と「ナチュラルワインバー naname」を紹介します。

コープ自然派おおさかの活動拠点「からふる」。

グルテンフリー玄米パン

 「からふる」のサポーター登録をすると、カフェの固定利用料(個人利用枠あり)が無料になり、売り上げの10%(上限4000円)の支払いのみで利用可能になります。できる限りコープ自然派の商品を使うことが運用ルールになっていますが、購入金額の10%が割り戻され、からふるに常備されている調味料(自然派Styleの基本調味料)が無料で使用できるなど、カフェ運営を応援する仕組みが整っています。

 岡田さん(コープ自然派おおさか)が運営する「身体に優しいゴハンとオヤツyamamino」で提供するのは、無農薬玄米パンと玄米ご飯にスープやサラダなどを合わせた有機野菜のワンプレートランチ。看板メニューの無農薬玄米パンは、「自然派Styleツルをよぶお米」を生米の状態から水・イースト・塩などで発酵、焼成してつくります。

「 身体に優しいゴハンとオヤツyamamino」(毎週金曜日11時から15時)を運営する岡田さん。

 岡田さんは管理栄養士として料理教室でのレシピづくりやケータリングなどに従事、3年前にグルテンフリー米粉パン・菓子教室で米粉フードクリエイターの資格を取得し、「からふる」でのカフェ運営を昨年12月からスタート。それまでは、「ポタジェ」(「からふる」オープン時から昨年11月までカフェを運営)のスイーツを担当し、米粉や豆乳、野菜、果物をベースにしたケーキを提供していました。

 小麦アレルギーが増え、アレルギー対応の弁当を子どもに持たせる家庭が増えています。「アレルギーに関係なく小麦粉を控えている方も多く、玄米パンで保護者の負担を少しでも減らせたらうれしいです」と岡田さん。また、玄米は栄養化が高く毎日食べたい健康食ですが、胃腸の負担になることや味が苦手な人もいます。しかし、パンにすることで消化が良くなり、手軽においしく食べられるとのこと。岡田さんのご家族(夫、2歳と5歳の女の子)も玄米パンが大好きだということです。

「 身体に優しいゴハンとオヤツyamamino」の無農薬玄米パンと有機野菜プレートランチ。グルテン・卵・乳製品フリーのスイーツ&ドリンクも販売。

個性的なワインと料理人

 「ナチュラルワインバーnaname」を運営する山西さん(コープ自然派おおさか)は、店舗をもたず複数の場所で日替わり営業を行う料理人です。「からふる」で毎週木・土曜日、大阪・京橋の文化複合施設「鶴身印刷所」で金曜日、神戸・二宮のワインバー「nofasa」で月曜日に、主に無農薬・酸化防止剤(亜硝酸塩)無添加のナチュラルワインと素材を活かした料理を提供しています。店名「naname」は、大好きなスペイン・バルセロナの街を斜めに横切る大通り ”ディアグナル(斜め)通り“とサッカーの戦術”ダイアゴナル(斜めに動く)“が由来です。

「 ナチュラルワインバー naname」山西さん。「からふる」は天井が高くワインの香りが上に抜け、木と土壁に反応してワインをおいしくさせるそうです。

 ワインは直感でおいしいと思えるものを基準に選び、主に「nomAmon wine」(南河内郡太子町)と「ディオニー」(京都市)から仕入れています。ナチュラルワインは、ワインを醸造した土地やぶどう、そして生産者の個性が際立ち、また開栓してから味が変化するのも楽しみ方のひとつとのこと。山西さんは、「ナチュラルワインの個性的な味わいは、食材や調理方法と方向性に寄り添っていくものだと思っています。逆に良いと思ったワインに寄せられて料理をつくっていると言えるかもしれません」と話します。大阪府富田林市産のみかんを使い醸造にも挑戦。丸1日かけて丁寧に圧搾し、糠漬けをつくる感覚で、見て混ぜて世話をしたみかんの果実酒ができあがりました。

「 ナチュラルワインバー naname」の神山鶏のレバーペースト、自然豚のパテ、神山鶏むね肉とごまのソース、たむらのタマゴを使ったオムレツ。旬の野菜や魚を使ったシンプルな一品メニューも。

 今後は、長野県須坂市で土づくりを大事にした農家のぶどうを自らワイン醸造し、料理と一緒に提供する予定です。

Table Vol.469(2022年8月)より
一部修正・加筆