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くらしと社会

3.11から8年…各地で脱原発をアピール

コープ自然派おおさかの役職員・組合員は集会と大阪市内のデモに参加。

 福島原発事故から8年、今年も各地で脱原発を訴える集会やデモが行われました。大阪で開催された集会「さよなら原発2019」では、福島原発事故後、いち早く脱原発を掲げた城南信用金庫顧問・吉原毅さんと原子力資料室・澤井正子さんの講演。吉原さんは福島原発事故後の様子を伝え、思想・信条を問わず、自然エネルギーを推進しようと訴えます。2015年には風力発電の設備容量は原発を超え、2017年には太陽光発電の設備容量も原発を超えて世界は確実に脱原発へと向かっています。原子力資料室・澤井正子さんは、諸外国ではすでに高速増殖炉開発から撤退しているなか、再処理と中間貯蔵でしのごうとしている日本の原子力政策を批判、福島原発事故の責任を誰もとらず、保障も十分行わない電力会社と政府を批判しました。そして、福島県浪江町から兵庫県に避難している菅野みずえさんのアピールでは、原発事故直後の恐ろしさ、避難生活の悲惨さ、十分な説明もなされず帰還政策がすすめられていることへの不信感などが語られました。

菅野みずえさん(コープ自然派兵庫)のアピールで「福島」はけっして終わっていないことを実感します。

 京都では集会「バイバイ原発3.10京都」が円山公園で行われ、山崎誠さん(原発ゼロの会世話人・参議院議員)、安楽知子さん(40年廃炉訴訟の会)、そして、コープ自然派京都・坂本理事長もアピール。その後、四条河原町など目抜き通りを「若狭の原発を動かすな」などを訴えるデモを行いました。

京都市内のデモには、コープ自然派京都・奈良・兵庫・おおさかの組合員が参加しました。

Table Vol.389(2019年4月)

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