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鮮度抜群だから粒立ちが違う!自然派Style辛子明太子【商品開発のうらばなし】

 西日本の食卓の定番、辛子明太子。輸入原料や食品添加物が多用される食べものの一つですが、自然派Style辛子明太子の原料となる塩たらこは、北海道近海の噴火湾〜胆振(いぶり)地方の刺し網漁※で獲れた新鮮なスケトウダラの卵を使用し、化学調味料や発色剤はもちろん、着色用のパプリカ色素なども不使用です。

調味液は自然派Style万能つゆを製造するタイヘイでつくりました。


 かつお、昆布、煮干し、えびの旨みを効かせた調味料で三晩漬け込み、辛みには国産と韓国産2種の唐辛子を使用。連合商品委員会では、唐辛子の配合率を変えたものを試食し、国産唐辛子を多く配合したピリッと後を引く辛さの明太子に決まりました。商品部の井谷さんは、「手に取ってもらいやすい味わいにするために、明太子らしい適度な辛みと、出汁の風味が広がるよう、漬け込み時間や調味液の希釈率など調整を繰り返しました」と話します。シンプルな原材料でたらこの旨みが感じられる明太子に仕上がっています。

自然派Style辛子明太子

 自然派Styleは日本の水産業を守るために、持続可能な漁法に配慮したものを優先しています。選ぶことで日本の魚食文化や水産資源を守っていきましょう。

※刺し網漁とは、魚の通り道に網を仕掛けて魚を漁獲する漁法。網目の大きさによって狙う魚の種類や大きさをある程度限定できるため、乱獲を防ぎます。

Table Vol.506(2024年10月)

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